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動物ずかん 〜ちょっと面白い動物の知識〜

「動物を知る、学ぶ、活かす」豆知識をお伝えします。

神社にいるハトは・・・ - ドバトとキジバト

神社に行くと、敷地内にたくさんのハトがいるのを見た経験はないでしょうか?

なぜ、神社にはハトがあんなにたくさんいるのでしょう?

 

ところで街でよく見かけるハトは、大きく2種類います。

 

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↑こちらがキジバト

 

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↑こちらがドバトです。

 

キジバト」ですが、

夏の夕方、「ドゥドゥットゥドゥードゥー・・・」という、

謎の鳴き声を聞いた記憶はないでしょうか?

この声の正体はコイツです笑

繁殖期の求愛行動や縄張りの主張の為に鳴くのです。

 

ちなみに、このキジバトは日本で唯一食用となるハトです。

 

 

一方、「ドバト」ですが、

元々このハトはヨーロッパやアジアの大陸に生息し、

飛鳥時代に飛来してきたと言われています。

神社で見られるのはこちらのハトです。

 

人に慣れやすい習性を持っている為、

家禽化されて食用・伝令役として利用されてきました。

そう、伝書鳩として活躍してきた鳥なのですね。

 

伝書鳩として活躍できたのは、

このハトが優秀な方向判定や位置測定能力を持っている為です。

これらの能力を使って、1000kmも離れた場所に帰巣することができるとも言われています。

 

この記事の最初の質問に戻り、ではなぜこのドバトが神社で見られるのでしょうか?

 

前述した通り、人の文化にも馴染み深い鳥なのですが、

仏教においても関わりのある鳥なのです。

 

1万以上もの数があるという八幡神社ですが、

鳩はここに祀られている八幡神の使いとされているようです。

鳩が八幡神の道案内をしたというエピソードがあることが由来のようで、

神社では鳩が丁重に扱われているとのことです。

 

その証拠に、鶴岡八幡宮では本宮の八幡宮の「八」が鳩に模されていたり、

他の八幡神社にも鳩の石像が設置されていたりします。

 

 

ここからは個人の見解ですが、

鳩が八幡様の道案内をしたというエピソードも、

人に慣れやすい習性や、伝書鳩として活躍できる能力を考えると、

実話として聞いても妙な納得感を感じてしまいます。

 

以上、今回は日本のハトのお話でした。