ダイバー憧れの巨大生物 - オニイトマキエイ(マンタ)
前回の記事に書いた通り、沖縄に行ってまいりました!
そして見てきました、マンタを!
かつてマンタは1種であるとされていましたが、現在ではマンタは2種になっています。
それはオニイトマキエイとナンヨウマンタです。
この2種は、生息地やサイズの違い、斑紋の違いなどで分けられます。
写真のマンタは石垣島で見たもので、こちらは「ナンヨウマンタ」です。
サイズは少し小さい種になります。
オニイトマキエイは、体長最大8m、体重はなんと3tにもなるそうです。
食事の仕方も迫力があります。
頭のヒレで海底の砂を掘り起こし、プランクトンを水中に追い立て、
大きい口を開けて海水と一緒にプランクトンを食べます。
食事中の姿です↓
また、マンタはジャンプするのを知っていますでしょうか?
マンタはトビエイ目トビエイ科です。
名前に違わず、なんと3m以上もの高さをジャンプするのです。
水中でも大迫力でしたが、この巨体が空を飛ぶのは圧巻ですね。
エネルギーも相当量使うと思われます。
ジャンプする理由は諸説ありますが、
・体についた寄生虫を落とす為
・メスにアピールする為(ジャンプするのはオスだけ)
などと言われています。
マンタはかつて、ツノのような頭鰭、巨大なコウモリのような体形から、
「デビル・フィッシュ」という名で怪物扱いされ恐れられました。
その後1970年代、
ダイバー達がマンタは温厚な生物ということに気づき、
今日では「ダイバーの憧れ」とされる存在になっています。
以上、マンタのお話でした。